ベトナム/VIET-JOベトナムニュース(ニュース配信)
神田外語大学卒業後、日系コンサルティング会社でベトナム情報翻訳の他、フリーランスで企業通訳、テレビ番組の取材通訳、一般文書翻訳等を経験。2009年7月現在の会社に入社し、ベトナム株情報サイト「ベトナム株情報」http://www.viet-kabu.comの翻訳を担当。2010年1月~、ベトナム情報サイト「ベトジョー」http://www.viet-jo.comの編集長として、翻訳・編集を担当している。
ベトナム・ホーチミン市にて「VIET-JO」というベトナム情報を配信するウェブサイト運営会社で、翻訳・編集を担当しています。ベトナムで毎日発行されるローカル新聞の中から、日本人が興味の持ちそうな記事をピックアップして、日本語に翻訳・配信しています。政治・経済はもちろんですが、ベトナムの文化や社会、毎日起こっている事件や事故など幅広い情報を翻訳しています。また同時に、ベトナム人スタッフが翻訳した原稿を校正したり、編集長としてマネジメントも担当しています。
まずベトナム語を使いたい気持ちが強く、それを日本とベトナムでどう活かしていけるか、日本にいる人たちにベトナムで起こっていることを伝えたい!という気持ちが強かったと思います。
きっかけは、大学3年生の時にベトナムに交換留学したこと。ベトナム人と多く触れる機会があり、人々の考え方や暮らし方・生活に、より深く興味が沸きました。
ホーチミン市にある人文社会科学大学で、交換留学生として1年間勉強しました。最初はベトナム語の初級・中級を教科書に沿って学び、その後ビジネスベトナム語、手紙の書き方、文化・歴史について勉強しました。私はベトナム語専攻の1期生だったので、先輩がいなくて試行錯誤しましたが、逆にそれが良い経験になりました。
そうですね、ホーチミンの市内や郊外をバイクでツーリングしたことが楽しい思い出です。皆さんベトナムに来るとビックリするのですが、とにかくバイクが多いんです。初めは、道を渡るのも気が引けるくらいだったのですが、波に乗ってしまえば大丈夫ですね(笑)。
今の日本から30年位前を想像してもらえればと思います。高校生はなかなか想像しにくいかもしれませんが、今では高層ビルが建ち、バイクも携帯電話も急速に普及し、日々めまぐるしく変化しています。
例えば、日本では電話がない時代から、家庭に電話ができ、徐々に携帯電話に移行しましたよね?ところがベトナムでは家の固定電話が普及する間もなく、携帯電話やスマートフォンがものすごい速さで普及しているんです!
バイクに乗って町に繰り出して、カフェに行ったり映画を見たり、楽しんでいます。お勧めスポットは、ホーチミン市の7区と呼ばれるエリアで、アメリカでいうとビバリーヒルズのようなとても夜景が綺麗な場所で、良くみんなで行きます。
年配の世代だと「おしん」のイメージが強いようです。最近の若い人は、テレビ等の情報でもっと日本を身近に感じています。この秋(2011年)にはAKBやEXILEのコンサートも開かれるんですよ!ここホーチミンでも日本食レストランはたくさんありますし、ベトナム人向けの和食レストランも増えていますね。「sushi bar」というチェーン店は日本人が食べても美味しく、手ごろなお値段。ベトナム人がランチでお寿司を食べる、なんて光景も見られるようになってきました。
現地の言葉が理解できるのは、生活する上でも仕事をする上でとても強いと思います。欧米人がベトナムに来た場合、ベトナムの人は英語を話したがります。逆にベトナム語を話せる外国人は少ないですね。その中で挨拶だけでも、「こんにちは」や「ありがとう」を知っているだけでも一気にベトナムの人から歩み寄って来てくれるので、一言二言を話せるだけでも違います。
私も仕事上、日本人の上司とベトナム人のスタッフ・工場などのワーカーの間に立つことが多かったのですが、日本人上司には言わないだろうホンネや不平不満、要望などをあえて私に言ってきてくれたことは、やはり現地の言葉ができる強味だったと思います。
どこの国にいても、英語は世界共通の言語ですし、ベトナム語が話せたとしても英語が必要になってくる場面が必ず仕事では出てきます。通訳の際も、商談相手がベトナム語はわからないけれど英語は大丈夫というケースがあります。またベトナムの人がカタコトの英語の場合、両方の言語を同時に使う場面が出てくるので便利だと思います。
ベトナムの人は同僚や上司のお互いの家庭環境など、良い意味で私生活について関心を持っています。時々気にかけてベトナム語で話したり聞いたりすると、相手の方も、一歩二歩と近づいて来てくれるように感じます。
それから、相手を知ろうという気持ちと、相手の気持ちを引き出そうという話し方、自分の意見を押し付けないことも大切。いくら言葉が分かっていても、文化も考えも違うので、相手のことを理解しようという気持ちを持って話します。
通訳・翻訳の仕事の時、依頼してくださった方に「田崎なら任せて大丈夫だ。安心だ。」と言う言葉をいただいた時、信頼されて仕事を任されていることがとてもうれしかったですね。
ベトナムと日本の架け橋になりたいですね。日本人ながらにしてベトナム人であり、ベトナム人でいながら日本人であるという、両方の文化を理解して伝えられる、国籍抜きのひとりの人間として、ベトナムと日本の役に立てる人になりたいと思います。
まず、大学でベトナム語を選択するという人は少ないと思いますし、高校時代の友人と比べても、人と違うことをしているという意識が出てしまうと思います。でも大丈夫。ベトナム語がこれから本当に役に立つのか不安に思ったり、周りが就職活動をしている時期に留学して焦ってしまったりするかもしれませんが、大切なのは「皆と違うことを恐れない」こと。直感でやってみよう思ったことは、必ず自分の糧(かて)になるので挑戦することが大事です。頑張ってください!
ベトナム・ホーチミン市にて「VIET-JO」というベトナム情報を配信するウェブサイト運営会社で、翻訳・編集を担当しています。ベトナムで毎日発行されるローカル新聞の中から、日本人が興味の持ちそうな記事をピックアップして、日本語に翻訳・配信しています。政治・経済はもちろんですが、ベトナムの文化や社会、毎日起こっている事件や事故など幅広い情報を翻訳しています。また同時に、ベトナム人スタッフが翻訳した原稿を校正したり、編集長としてマネジメントも担当しています。
まずベトナム語を使いたい気持ちが強く、それを日本とベトナムでどう活かしていけるか、日本にいる人たちにベトナムで起こっていることを伝えたい!という気持ちが強かったと思います。
きっかけは、大学3年生の時にベトナムに交換留学したこと。ベトナム人と多く触れる機会があり、人々の考え方や暮らし方・生活に、より深く興味が沸きました。
ホーチミン市にある人文社会科学大学で、交換留学生として1年間勉強しました。最初はベトナム語の初級・中級を教科書に沿って学び、その後ビジネスベトナム語、手紙の書き方、文化・歴史について勉強しました。私はベトナム語専攻の1期生だったので、先輩がいなくて試行錯誤しましたが、逆にそれが良い経験になりました。
そうですね、ホーチミンの市内や郊外をバイクでツーリングしたことが楽しい思い出です。皆さんベトナムに来るとビックリするのですが、とにかくバイクが多いんです。初めは、道を渡るのも気が引けるくらいだったのですが、波に乗ってしまえば大丈夫ですね(笑)。
今の日本から30年位前を想像してもらえればと思います。高校生はなかなか想像しにくいかもしれませんが、今では高層ビルが建ち、バイクも携帯電話も急速に普及し、日々めまぐるしく変化しています。
例えば、日本では電話がない時代から、家庭に電話ができ、徐々に携帯電話に移行しましたよね?ところがベトナムでは家の固定電話が普及する間もなく、携帯電話やスマートフォンがものすごい速さで普及しているんです!
バイクに乗って町に繰り出して、カフェに行ったり映画を見たり、楽しんでいます。お勧めスポットは、ホーチミン市の7区と呼ばれるエリアで、アメリカでいうとビバリーヒルズのようなとても夜景が綺麗な場所で、良くみんなで行きます。
年配の世代だと「おしん」のイメージが強いようです。最近の若い人は、テレビ等の情報でもっと日本を身近に感じています。この秋(2011年)にはAKBやEXILEのコンサートも開かれるんですよ!ここホーチミンでも日本食レストランはたくさんありますし、ベトナム人向けの和食レストランも増えていますね。「sushi bar」というチェーン店は日本人が食べても美味しく、手ごろなお値段。ベトナム人がランチでお寿司を食べる、なんて光景も見られるようになってきました。
現地の言葉が理解できるのは、生活する上でも仕事をする上でとても強いと思います。欧米人がベトナムに来た場合、ベトナムの人は英語を話したがります。逆にベトナム語を話せる外国人は少ないですね。その中で挨拶だけでも、「こんにちは」や「ありがとう」を知っているだけでも一気にベトナムの人から歩み寄って来てくれるので、一言二言を話せるだけでも違います。
私も仕事上、日本人の上司とベトナム人のスタッフ・工場などのワーカーの間に立つことが多かったのですが、日本人上司には言わないだろうホンネや不平不満、要望などをあえて私に言ってきてくれたことは、やはり現地の言葉ができる強味だったと思います。
どこの国にいても、英語は世界共通の言語ですし、ベトナム語が話せたとしても英語が必要になってくる場面が必ず仕事では出てきます。通訳の際も、商談相手がベトナム語はわからないけれど英語は大丈夫というケースがあります。またベトナムの人がカタコトの英語の場合、両方の言語を同時に使う場面が出てくるので便利だと思います。
ベトナムの人は同僚や上司のお互いの家庭環境など、良い意味で私生活について関心を持っています。時々気にかけてベトナム語で話したり聞いたりすると、相手の方も、一歩二歩と近づいて来てくれるように感じます。
それから、相手を知ろうという気持ちと、相手の気持ちを引き出そうという話し方、自分の意見を押し付けないことも大切。いくら言葉が分かっていても、文化も考えも違うので、相手のことを理解しようという気持ちを持って話します。
通訳・翻訳の仕事の時、依頼してくださった方に「田崎なら任せて大丈夫だ。安心だ。」と言う言葉をいただいた時、信頼されて仕事を任されていることがとてもうれしかったですね。
ベトナムと日本の架け橋になりたいですね。日本人ながらにしてベトナム人であり、ベトナム人でいながら日本人であるという、両方の文化を理解して伝えられる、国籍抜きのひとりの人間として、ベトナムと日本の役に立てる人になりたいと思います。
まず、大学でベトナム語を選択するという人は少ないと思いますし、高校時代の友人と比べても、人と違うことをしているという意識が出てしまうと思います。でも大丈夫。ベトナム語がこれから本当に役に立つのか不安に思ったり、周りが就職活動をしている時期に留学して焦ってしまったりするかもしれませんが、大切なのは「皆と違うことを恐れない」こと。直感でやってみよう思ったことは、必ず自分の糧(かて)になるので挑戦することが大事です。頑張ってください!