タイ/E&H Precision (Thailand) Co., Ltd.(メーカー)
神田外語大学卒業後、都内の自動車部品メーカーに入社。タイ事務所に関係する部署で働く。その後タイに渡り、現在の会社に入社。購買部の担当となり、2010年6月スーパーバイザーに昇格。2011年1月から工具在庫管理部門のスーパーバイザーも兼務している。
バンコクから車で1時間半くらいの場所にある工業団地の日系企業で働いております。車の中のブレーキやオーディオ機器の、さらにその中にあるさまざまな細かいパーツを作っており、大手主要自動車メーカーで使われています。ここの工場では1000人以上が働いており、東南アジアで最大級の切削加工工場です。社長は日本人で、親会社が日本にあり、こちらに工場ができて16年になります。
私の担当は購買部、機械に使用する在庫管理等の二つの部署です。たとえば、購買部では、一般消耗品から高額な工具機械の購入の手配、見積依頼から値段の交渉・購入、その後のフォローアップ、業者管理、新規業者の開拓をしております。今年(2011年)からは、在庫管理部門も担当になったので、さらに忙しくなっています。
日本でやりたい仕事を見つけている中で、勉強してきたタイ語を活かしたいと思い、タイでの仕事を希望するようになりました。
在学中は、タイ語を使える仕事に就ければという気持ちはありましたが、タイで仕事をしようとは全く思っていませんでした。しかし、日本でタイ関連の仕事をするには限界があるなと感じ、思い切ってタイに来ました。
日本でも、一度就職をしているので日本とタイの違いを日々感じています。実際働き始めると、男女の区別や年齢などの差別が一切ないので、とても働きやすい環境です。
タイ在住・在勤の神田外語大学の卒業生も増えてきているので、定期的に「神田会」も行っています。仲の良い先輩には頻繁に会っているので寂しいことはないです。
授業のあと、宿題や理解できなかったことを勉強するために、毎日図書館に通っていました。タイ語専攻のクラスは少人数で、先生との距離も近く、和気あいあいでしたね。印象に残っているのは文化祭。1年生がタイ料理のお店を出したのですが、先輩が応援に来てくれました。他にも、スタディーツアー(という短期留学)で、タイで約1カ月クラスの皆と一緒に暮らしたことなど、思い出はたくさんあります。
1年間の留学時代は、ローカルな生活で、タイ人の同じ歳の女の子4人と小さな部屋で生活していました。遊び方も日本と違いますし、刺激を受けた1年間でした。日本だとショッピングに行くところですが、ここでは夜遊びが多かったように思います。笑
私の通った大学は学内に寮があり、授業の合間に部屋に戻って眠ることができたりします。私生活と学校生活の区別がなかった感じです。やはり留学はお勧めですね。留学しないと気付かないこと、理解できない生活文化が、たくさんあると思います。
語学は習得するのが大変なので、語学一本に絞ってしまいがち。でも、実際に働いてみると語学だけではやっていけないことを実感します。私は数学が大嫌いで学生時代から避けてきたのですが、結局今では購買部、工部管理と毎日数字と向き合っています。金額も高額なので、食わず嫌いをしないでもっと大学時代に勉強していればよかったと思います。でも、性格的に一から十までしっかりやっていきたい方なので、学生時代にかなり勉強をしてきた姿勢は今も変わらないですね。
購買部に配属された当初、会社に何の購買システムもなく1年間自分で一から考えて構築しました。がむしゃらに頑張って働き、年度末に社長やマネージャーに「購買部を再構築してくれてありがとう」と言ってもらったんです。自分のやったことが会社の役にたったのだと思い嬉しかったですね。
やっぱり、その地域の言葉を使うことで距離も縮まり、英語を使うより自国を理解してくれていると相手に思ってもらえます。それだけでコミュニケーションがスムーズになります。英語も世界共通語で大事ですが、共通語以外の第二地域言語を使っている人たちにとっては、自分たちの言語も大切。それを尊重して英語ともう一言語を学ぶのはとても意味があることだと思います。
今の会社では、会議でも通訳を通さず、自分のタイ語で上手くコミュニケーションをして、日本とタイの価値観や文化の違いを踏まえたうえで接するようにしています。これが英語なら伝えたいことの20%も伝わりません。タイ語ができるから同僚も親近感を持ってくれます。
自分の仕事をまっとうすることが一番の目先の目標です。この会社に出会えたことも縁なので、ゆくゆくは、この会社で重要な人間になっていきたいです。
タイで働くことをお勧めします。タイ語を学生時代に4年間通して勉強するのは、頑張った学生にしか続きません。だから、卒業した時点で誰もがタイで働く要素は持っていると思います。あとは海外で働くのは不安でしょうが、先輩たちがたくさん働いているので、相談にものります。サポートもしますので、このまま神田外語大学の卒業生が増えて欲しいですね。タイでの会社選びについては、先輩に相談するのが一番だと思います。
これから語学を取得したいと考えている受験生の方は、英語ともう一言語を選択することで将来の可能性が広がると思います。特にタイ人と日本人は歴史的にも仲がよく、日本人にとってタイは住みやすい場所だと思うので、お勧めです。私自身、他人行儀でないタイ人の方々が大好き。お客さんでも業者さんでも、年上でも年下でも。あったかいんです。頑張ってください!
バンコクから車で1時間半くらいの場所にある工業団地の日系企業で働いております。車の中のブレーキやオーディオ機器の、さらにその中にあるさまざまな細かいパーツを作っており、大手主要自動車メーカーで使われています。ここの工場では1000人以上が働いており、東南アジアで最大級の切削加工工場です。社長は日本人で、親会社が日本にあり、こちらに工場ができて16年になります。
私の担当は購買部、機械に使用する在庫管理等の二つの部署です。たとえば、購買部では、一般消耗品から高額な工具機械の購入の手配、見積依頼から値段の交渉・購入、その後のフォローアップ、業者管理、新規業者の開拓をしております。今年(2011年)からは、在庫管理部門も担当になったので、さらに忙しくなっています。
日本でやりたい仕事を見つけている中で、勉強してきたタイ語を活かしたいと思い、タイでの仕事を希望するようになりました。
在学中は、タイ語を使える仕事に就ければという気持ちはありましたが、タイで仕事をしようとは全く思っていませんでした。しかし、日本でタイ関連の仕事をするには限界があるなと感じ、思い切ってタイに来ました。
日本でも、一度就職をしているので日本とタイの違いを日々感じています。実際働き始めると、男女の区別や年齢などの差別が一切ないので、とても働きやすい環境です。
タイ在住・在勤の神田外語大学の卒業生も増えてきているので、定期的に「神田会」も行っています。仲の良い先輩には頻繁に会っているので寂しいことはないです。
授業のあと、宿題や理解できなかったことを勉強するために、毎日図書館に通っていました。タイ語専攻のクラスは少人数で、先生との距離も近く、和気あいあいでしたね。印象に残っているのは文化祭。1年生がタイ料理のお店を出したのですが、先輩が応援に来てくれました。他にも、スタディーツアー(という短期留学)で、タイで約1カ月クラスの皆と一緒に暮らしたことなど、思い出はたくさんあります。
1年間の留学時代は、ローカルな生活で、タイ人の同じ歳の女の子4人と小さな部屋で生活していました。遊び方も日本と違いますし、刺激を受けた1年間でした。日本だとショッピングに行くところですが、ここでは夜遊びが多かったように思います。笑
私の通った大学は学内に寮があり、授業の合間に部屋に戻って眠ることができたりします。私生活と学校生活の区別がなかった感じです。やはり留学はお勧めですね。留学しないと気付かないこと、理解できない生活文化が、たくさんあると思います。
語学は習得するのが大変なので、語学一本に絞ってしまいがち。でも、実際に働いてみると語学だけではやっていけないことを実感します。私は数学が大嫌いで学生時代から避けてきたのですが、結局今では購買部、工部管理と毎日数字と向き合っています。金額も高額なので、食わず嫌いをしないでもっと大学時代に勉強していればよかったと思います。でも、性格的に一から十までしっかりやっていきたい方なので、学生時代にかなり勉強をしてきた姿勢は今も変わらないですね。
購買部に配属された当初、会社に何の購買システムもなく1年間自分で一から考えて構築しました。がむしゃらに頑張って働き、年度末に社長やマネージャーに「購買部を再構築してくれてありがとう」と言ってもらったんです。自分のやったことが会社の役にたったのだと思い嬉しかったですね。
やっぱり、その地域の言葉を使うことで距離も縮まり、英語を使うより自国を理解してくれていると相手に思ってもらえます。それだけでコミュニケーションがスムーズになります。英語も世界共通語で大事ですが、共通語以外の第二地域言語を使っている人たちにとっては、自分たちの言語も大切。それを尊重して英語ともう一言語を学ぶのはとても意味があることだと思います。
今の会社では、会議でも通訳を通さず、自分のタイ語で上手くコミュニケーションをして、日本とタイの価値観や文化の違いを踏まえたうえで接するようにしています。これが英語なら伝えたいことの20%も伝わりません。タイ語ができるから同僚も親近感を持ってくれます。
自分の仕事をまっとうすることが一番の目先の目標です。この会社に出会えたことも縁なので、ゆくゆくは、この会社で重要な人間になっていきたいです。
タイで働くことをお勧めします。タイ語を学生時代に4年間通して勉強するのは、頑張った学生にしか続きません。だから、卒業した時点で誰もがタイで働く要素は持っていると思います。あとは海外で働くのは不安でしょうが、先輩たちがたくさん働いているので、相談にものります。サポートもしますので、このまま神田外語大学の卒業生が増えて欲しいですね。タイでの会社選びについては、先輩に相談するのが一番だと思います。
これから語学を取得したいと考えている受験生の方は、英語ともう一言語を選択することで将来の可能性が広がると思います。特にタイ人と日本人は歴史的にも仲がよく、日本人にとってタイは住みやすい場所だと思うので、お勧めです。私自身、他人行儀でないタイ人の方々が大好き。お客さんでも業者さんでも、年上でも年下でも。あったかいんです。頑張ってください!