円、ドル、ユーロ、元・・・・・・秒速で変わり続ける世界の通貨価値
2013.1.23 up
二ュースを見ていると、毎日株価とともに「1ドル何円」と為替が報じられています。「円高だから、今は海外旅行のチャンス!」という声もよく聞くのではないでしようか?あなたが海外旅行に出かける際、お財市の中の円を現地の通賃に交換しますよね。でも、同じ1万円でも、日によって何ドル、何バーツ(タイ通貨)、何レアル(ブラジル通貨)になるかは違ってきます。これは、アメリカドルを基準に常に変動している「為替レート」をもとに計算されているからです。例えば1ドル=200円の円安時に、200万円の車を輸出しようとすると、アメリカは1万ドルで買うことになります。逆に1ドル=100円の円高時では2万ドルになります。円高の時に輸出をした方が、儲かるように思いますよね?しかし、話はそう簡単ではないのです。通貨の為替レートは常に、需要と供給の関係で動くからです。
円高になるとモノの値段が上がるので、あまり売れなくなってしまい、逆に円安だと、モノの値段が安くなりたくさん売れる。今、中国製品が世界中で売れているのは「元」が安いからなのです。そして、中国はベトナムやラオスなどの周辺国と、ドルではなく入民元での取引を始めています。
グローバル化が進む中、各国の企業は為替の影響を受けにくくするため、外貨獲得を目標に海外進出をどんどん進めています。例えば、日本でも大人気の「K-POP」もその一つ。韓国では、自国のエンターテイメント業界全体を海外進出させるため、国を拳げて取り組んでいます。その結果、世界の著名なチャートには、R&BやJAZZなどと並んで、K-POPというジャンルが確率されるほどになっています。今後、多くのビジネスのフィールドが地球全体の規模になっていくことは避けられないのです。
Check it out!!
韓国政府のコンテンツ産業における予算編成
韓国政府は、2000年以降、次世代の成長産業として、エンタ一テイメン業界のコンテンツ産業に、多くの予算を割いている。2006年以降はさらに文化メディア局という省庁が新設され、さらに予算全体に占める割合が拡大された。ちなみに、日本の同じ目的の予算の割合は全体の6%に留まっている。
出典:韓国文化体育観光部「2009コンテンツ産業白書」より作成