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まるで“モノづくり”戦国時代メー力ーのシェア争いが止まらない!

2013.1.23 up

世界中で大人気の薄型液晶テレビ。実は販売シェアにおいて、日本と韓国が7割を占めるほど圧倒的だということを知っていますか?ニューヨークのタイムズスクエア、ヨーロッパの空港、サッカ一の国際大会のフィールド広告・・・・・・どこを見ても、私たちに馴染み深いメーカーの名前ばかりです!だからと言って安心はしていられません。あなたが今手に持っている携帯電話一つとっても、その中の小さな部品のシェアを巡って、各国が競い合っているからです。例えば、リチウムイオン電池は、携帯電話やスマートフォン、 ノ一トパソコンなどのモバイル機器をはじめ、エコカー、ハイブリッドカーなどにも使われています。年々用途の拡張、技術進歩が著しい新しいエネルギー源ですが、この電池をいち早く製造開発し、世界のシェア率1位を誇るのは、日本のメーカーです。そこに韓国、 中国のメーカーが急成長で追い上げて来ています。

また、国内外の携帯電話のバイブレーター機能に採用され続け、世界的に大きな市場シェアを獲得している世界最小振動モーターは、神奈川県にある社員60名ほどの企業が製造しています。この会社は日本ではあまり知られていない企業ですが、約600件もの特許を持ち、徹底したモーターの小型化で世界中のメーカーと取引をしています。

このように電気・家電製品の核心部分に用いられるガラス繊維、金属部品、フィルムなどの素材に関しては、日本企業が’世界の66%のシェアを占めています。しかも、その多くが大企業ではなく、社員数が100名未満の中小企業なのです。日本のモノ作りのレベルがいかに高いかということを証明していると思いませんか?グローバリゼーションの波に乗り、日本の確かな技術が世界を支えているのです!

Check it out!!

薄型液晶テレビの販売世界シェア

日本と韓国のシェア争いはかなり拮抗している。韓国メーカーの液晶テレビに懸ける情熱は高く、今年1月には、なんと、薄さ4センチというとんでもない新製品を発表して話題に!この勢いはまだまだ続く!?

携帯電話などの部品製造国比較

世界で人気のスマートフォンには、メイド・イン・チャイナと刻印がされているが、いざフタを開けてみると、約4割の部品が日本製だという驚きのデータ。製造原価179$のうち、実に日本製は60$分を占める。

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